願行寺(H.13)
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開口11間、奥行き9.5間の向拝(コウハイ)4本柱入母屋縋(スガル)破風、本瓦葺き屋根で重厚でかなり大規模な和洋式建物である。
構造材を除き主要材はヒノキを使い、二手先斗組の二重垂木軒で妻飾りは大瓶束を配し、二重虹梁となっています。
内陣の天井は折り上げ小組格天井で本格的寺院建築の様式となっている。
屋根勾配・軒反り・軒の出等バランスを重視して垂木割りを何度も行い、曲線美を追求しました。
建物概要
地名地番 上田市中央2-16-14
本堂 木造 359.4㎡
客殿・庫裏 鉄骨造2F 588.4㎡
庫裏 木造2F 176.0㎡